タンポポ
この風が、どこから吹くのかわたしは知っている。
ある人は言う。「この風は北風」、「この風は南風」
またある人は言う。「この風は大地が吹く風」、「この風は空が吹く風」
人はまだこの風が、どこから吹くのか知らないがわたしは知っている。
この風が、わたしをどこへ運ぶのかわたしは知らない。
しかし、この風にわたしは身をゆだねる。
この風がいつ止むのか、わたしは知らない。
しかし、この風にわたしは身をゆだねる。
それは、希望にみちた風。
この風が、どこから吹くのかわたしは知っている。
これは去年の3月24日に、二男のアックンが日記に記したタンポポと言う詩です。
病床にある自分を風に吹かれるタンポポの種に見立てて、
吹き流されている様を、詩にしたのかも知れません。
今となっては本人から聞くことができませんので、私の勝手な解釈です。
自分の死を意識していたのかも知れません。
「この風にわたしは身をゆだねる。」
この言葉に彼の覚悟を知らされる思いがします。
苦難の中にあって、身を委ねることは本当に難しいですね。
しかし、この後に彼はこう続けています。
「それは、希望にみちた風。」
希望が、彼の支えであったことを今更ながらしめされます。
「わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むことを、
希望は私たちを欺くことがありません。」
希望と言うこの言葉を、東日本大震災で今も試練の中で苦しんでおられる多くの方々に
届けたい思いでいっぱいです。
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ボランティア(奉仕)には喜び・感謝・愛がある~!
先月の末に、五男の小学生の息子が参加しているサッカークラブの
謝恩会がありました。私たち夫婦は日曜日も仕事で、ほとんどと言っていいほど
参加してお手伝いをすることが出来ませんでした。
また、昨年は次男が癌の病と闘っていましたから、試合も練習もほとんど見ることもなく
クラブの監督・コーチや他のお父さんお母さん達におんぶにだっこの状態でした。
そんな私たち夫婦にも優しく手を差し伸べて下さり、小学校を卒業する五男とメンバーの仲間と共に
謝恩会に誘って下しました。
楽しく進行する中で、監督やコーチの方々の優しさと目の行き届いた指導を、それぞれの送別の挨拶から
十分に汲み取れる事が出来ました。
また、私たち夫婦を熱心に謝恩会に誘ってくださった、Sご夫妻のご主人もコーチとして指導に当たって下さり、
今までの試合の様子や子供たちの感謝の言葉をビデを編集してくださり、みんなで見ながら涙と笑いを誘う楽しく、
感動するひと時を過ごさせていただきました。
奥様の進行スケジュールに対する細やかな配慮など、スタッフの皆さんに本当に頭が下がる思いでした。
初めはチームに対して何の奉仕も出来ていない私ですので、肩身の狭い思いをするのではと懸念していたのですが、
そんな不安も優しく拭い去って下さいました。心から楽しいひと時を過ごさせていただきました。
そんな中で、皆さんの子供たちに対するボランティア精神には感心させらればかかりか、感動すら受けました。
そこには、もちろん奉仕に対して何ら金銭的な報酬はありませんが、しかし、子供たちから与えられる喜び・感謝そして
愛があふれるほどに豊かに与えられていたことを、実感させていただいたひと時でもありました。
本当にありがとうございました。ちなみに謝恩会の後の二次会には私は出席できず、家内が誘われていったのですが、
私と一緒に同じ席で飲み食いしていたお父さんが家内に「奥さんのご主人、癌の手術で胃がほとんど無いと言ってたけど
私たちよりお酒飲んではったよ!」と要らん事をおしゃって下さいました。
家に帰ってきた妻には「調子乗ってたら、アカンで!」と一括されて、膨らんだ風船を割られたような気持ちで床につきました。
No comments花彩る春をこの友は生きた・Ⅱ
このタイトルは召されたあっくん(次男)の告別式で歌った讃美歌の1節の歌詞です。
この4月の初め、1年前の彼は1回目の抗がん剤に効果があり、退院して家に戻ることができました。
1週間余りの入院で見舞いに来て下さった友人知人の方たちや、身内の見舞いも入れておよそ120名もの人が
訪れて下さいました。彼にこれだけの友人がいたのかと驚かされた日々でした。
病院の方にも大変迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちもあったのですが、親にも知れない多くの友人がいた事にうれしくも
あり、驚きもありました。
そんな中で、現実の病を受け入れる事が出来ずに苦しんでいた日々や、
奮い立とうとして無理をして元気を装う彼の姿を思い起こしました。
花咲く春のある日に彼と共に川沿いを歩いたあの日を思い起こしました。
遠くを静かにじっと見つめ、しばらくして歩きだし、川沿いの桜の木につぼみを見つけたり、
枝の下の蜘蛛の巣に感心したり、何か命をいとおしむように、立ち止っては歩きだしながらひと時を過ごしている彼の姿が
今も思い出されます。
彼の姿は今はありませんが、しかし確実に生きていた事は思い出の中に消し去ることはできません。
肉体に宿っているのが命だけでなく、目に見える肉体を離れた心に宿っている命もあることを示される思いがします。
あっくんは今も生きて、私たち家族と共に有ることを信じています。
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ハーレーに乗りたいぃ~~!
昨日は久しぶりに三男と一緒にバイクを観に行きました。
家族の中でバイク好きなのは、私とこの三男(17歳)の二人だけです。
彼はラグビー部で活躍していますので、体ががっしりして背丈もあるので
250ccや400ccのアメリカンタイプの車種にまたがっても良く似合っています。
午後から二人で出かけて行き、6件余りのバイク屋に立ち寄っては冷やかしばかりでしたが
十分堪能して夕方自宅に戻りました。
今から43年ほど前の中学生時代に校舎の窓から、表の大通を腹に響くようなエンジン音を
轟かせ、さっそうと走っていく一台のバイクを必死で目で追っていました。
それが、あのハーレーダビットソンでした。
憧れと羨望の中で過ぎ去った年月ですが、今、60歳を目の前にして虫がうずいてきたようです。
よく妻が洋服を買いもしないのに長々と物色し、挙句の果てに何も買わずにすっきりした顔で
ウインドショッピングをしていたことに、呆れて果てて二度と一緒については行かないようになりましたが、
今となっては、少しその気持ちがわかるような気がしてきました。
6件もバイク屋さんを廻って帰ってきたら、おなかが一杯になったようなそんな変な気持になりました。
息子と一緒に行けたこともあるのかも知れませんが、家庭の中でバイクの話で盛り上がるそのひと時
笑いが湧きあがるひと時に、昨年天に召された二男が私たちの家族の絆をさらに深めてくれたことに
感謝の思いが湧きあがった一日でした。
No comments花彩る春をこの友は生きた
去年はいろいろな意味で考えさせられる年でした。
一番大きな出来事は、男ばかりの5人兄弟の二男(22歳)が
スキルス性の癌で天に召されたことでした。
昨年の2月27日(土)の朝、事務所にいた私に妻から泣きながら電話が
かかってきました。「あっくんが、先生から癌って言われた」
「晴天のヘキレキ」
今から思えばあの時の思いは、こんな言葉になるのかも知れません。
「お父さん、大学に通っている意味が分からへん」
「大学やめようと思う。」
2回生になったとき、突然こんなことを言い出しました。大家族の中で長男次男と大学に
通わせるのは本当に大変なことでしたし、経済的なことを考えると「やめたい」
という言葉に同意したい思いでしたが、意に反して「やめずに教師の夢に掛けてみたら」と
私は言ってしまいました。
単位も取れて実習を残すのみで、タイのワークキャンプの奉仕行を終えて日本に戻り
いよいよこれからと言う時でした。
癌は全身に転移し、余命1ヶ月と宣告されました。
それから、入退院を繰り返しながら9ヶ月半生き長がらえて、そして私たち家族にいっぱい愛を
降り注いで、12月3日(金)朝4時50分静かに母親の手に抱かれながら、召されて行きました。
これから1年前を振り返りながら、少しづつこの子の生きた証を綴れたらと思っています。
No comments久々のブログです!
久々のブログです!
先日、我が家の四男高校2年生がラグビー部3年生の卒部会が
某ホテルで行われると言う事で、不肖父親の私が妻の代わりに出席しました。
何のお手伝いもできていない者が、縁の下の力持ちとして何年も奉仕しておられる
父兄の方たちに交じって良いのかどうか、肩身の狭い思いで参加させていただきました。
盛りだくさんのプログラムの中で楽しませていただきましたが、一番心に残ったのが、
卒部される3年生自身が一人々壇上に立って、感謝の思いを込めて、監督コーチの方々や
家族に向かって感謝の思いを語っていた場面でした。
見た目にはチャラチャラした外見の子や、いかにも不良ぽい感じの子、また無関心で感情を表に
出そうとしない子などいろいろでしたが、支えて下さったそれぞれの親に対して感謝の
言葉をそれぞれの思いを込めて語った姿には、本当に感動しました。
言葉という音に波動があるように、目に見えない感謝という思いにも人の心に伝わる波動があるん
ですね!
「今どきの若者は?」と言う言葉は最古の昔から言われていることですが、いやいや今の
若者はしっかりと感謝の思いを心に抱いて、前を向いて生きているんだなぁ~!と思わされました。
京都の外大西高校・ラグビー部の若者たち、君たちは素晴らしい!若者ばんざい!!
No commentsこんなん作りました~。
(3男坊主のご飯の量は普通の丼の2.5倍です。)
職場の近くにもう数年前から京都の京北から、産地直送の野菜や卵を販売する店舗ができています。
卵も野菜も新鮮で、それぞれの旨みがあって美味いですね!
大根の形なんかはでこぼこの物もあり、スーパーでは見かけることのないものですけれど、本当に甘くておいしいです。
有機野菜に近い野菜ですが、ものによってはスーパーよりも価格がお得なのがいくつも並んでいます。
今日は家内に代わって私が晩御飯を作りました。
ひじきの炊いたんと、ほうれん草のお浸し、食べ盛りの子供たちには豚丼と大根の味噌汁と、こんな献立です。
今の仕事の前は、自分の飲食店を切り盛りしていましたが、胃ガンを患ってからは体力的に無理が利かず、
手術後は若いときから慣れ親しんだこの仕事でがんばっています。
炒め物用の万能タレや、丼用タレ、ポン酢、大根ドレッシング、ごまタレ、合わせ酢など自家製のものを作り置きして、
簡単にできるように工夫しています。
安く・早く・美味くて量が多い!どこかのキャッチフレーズのようですが、これが我が家の野獣達の要望です。
何しろ男ばかりの5人が一ヶ月に60kgを超えるお米を食べ尽くしますので、
夫婦ともども、エンゲル係数高さに冷や汗をかきながら必死で頑張っています。
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ワンピースって、服やないの?
ワンピースって言うのは私はそれを聞いても女性物の服としか思いつきませんでした。
ジャンプと言う漫画雑誌の中の連載物ですが、主人公がゴム人間で、手足が伸びたり縮んだり、わけが分か
らないんですが、内容も詳しくは知らないのですが、これが今の若者にバカ受けで、勿論私の息子たち五人も、大
学生から、小学生までハマっています。
今日も今週号のジャンプを読んでは兄弟同士で感動を分け合って 「今週号はヤバイなぁ~。泣いてしもたわぁ~」
と長男が言えば、次男三男も声を合わせて 「泣きそうになったわ!」 と答え、たまたま家に帰ってきた次男が話を
聞くなり、 「やばいなぁ~ワンピーズ。コンビニで立ち読みして泣いてしもたわぁ」 と言い合っています。
エースと言う登場人物が、死ぬ直前に「愛してくれて、ありがとう!」と言って息を引き取ります。
ここにみんな感動しているのですが、ストーリも知らない、興味もない私にとっては、 「何で、漫画で泣いてんね
ん!」 と言った途端に、息子たち全員から 「何を言ってのん?」 その一言で、軽蔑されてしまいました。
大学生の次男は、母親にストリーを説明し、横に座らせて漫画を読み聞かせていました。
案の上、思ったとおり家内はこのエースの最後の言葉を聞かされて泣いてしまっています。
笑ってしまいました。みんなから、さげすみの目で見られたことは言うまでもありませんが。
なにはともあれ、愛が冷えてる現代に、愛にふれて感動している事は良いことなんでしょうね!
「人は自分が受けた分しか、人には与えられない。」 と言いますから、この漫画の作者は、多くの人を感動させることが
出来るほど、愛を自分の中に受けておられるのだと、関心させられました。
私もさげすみでなく、愛を受けたいのですが?
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